ThinkPad R51は、前に使っていたThinkPad R50eと違って、光学ドライブはUltrabay Enhanced規格で、交換出来る事になっています。
実際にはThinkPad R50eの光学ドライブもUltrabay Enhanced規格の物が取り付けられているのですが、公式では"固定"とされています。
中古市場に出ているThinkPadの光学ドライブはUltrabay2000規格の物が殆どで、新品で現在流通しているのはUltrabay Slim規格。
Ultrabay Enhanced規格のドライブがなかなかみつからず、通常のスリム・ドライブはコネクタの形状が違って利用出来ません。
Lenovoのサイトを見るとUltrabay Enhanced規格のDVDスーパーマルチドライブは存在(FRU P/N 43C2649)しているのですが、価格が高い。
そこで、Panasonic UJ-860で検索したところ見つける事が出来ました。
ドライブを入手して早速入れ替えてみたところ、デバイスドライバ変更に拠る再起動1回のみで無事に認識されました。
元のドライブに比べ、PC本体起動時のシーク音が大きくなった位で、今の所Read/Write共に問題は出ていません。
ThinkPad R51に元から付いていた光学ドライブを見てみると、"Model No. UJDA750"との表記。
これはPanasonicのモデル番号なのですが、故障したThinkPad R50eの光学ドライブには"H・L Data Storage"のロゴがあり、"MODEL :GCC-4241N-IMJ5"とR51のとは別物のドライブです。
しかし、IBMのFRU P/N(保守部品番号)は両方のドライブ共に"92P6569"となっており、ThinkPadのパーツとしては同じパーツとの認識のようです。
公式には"固定"とされていますが、保守を行った場合には同じFRU P/Nなので、本来は別製品のドライブが取り付けられる可能性も考えられる訳です。
ThinkPad R50eの元ドライブも故障した物から取り出した物を含め2台有りますので、余裕の自己責任で光学ドライブの入れ替えを試してみました。
結果はデバイスドライバの入れ替えに伴う再起動は有りましたが、問題無く動きました。
ThinkPad R50eも制限は有るようですが、光学ドライブはUltrabay Enhanced規格と思って良いみたいです。
(あくまで自己責任ですよ。)
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