2009年8月 3日 (月)

ThinkPad R51の光学ドライブを交換してみる

ThinkPad R51は、前に使っていたThinkPad R50eと違って、光学ドライブはUltrabay Enhanced規格で、交換出来る事になっています。
実際にはThinkPad R50eの光学ドライブもUltrabay Enhanced規格の物が取り付けられているのですが、公式では"固定"とされています。

中古市場に出ているThinkPadの光学ドライブはUltrabay2000規格の物が殆どで、新品で現在流通しているのはUltrabay Slim規格。
Ultrabay Enhanced規格のドライブがなかなかみつからず、通常のスリム・ドライブはコネクタの形状が違って利用出来ません。

Lenovoのサイトを見るとUltrabay Enhanced規格のDVDスーパーマルチドライブは存在(FRU P/N 43C2649)しているのですが、価格が高い。
そこで、Panasonic UJ-860で検索したところ見つける事が出来ました。

ドライブを入手して早速入れ替えてみたところ、デバイスドライバ変更に拠る再起動1回のみで無事に認識されました。
元のドライブに比べ、PC本体起動時のシーク音が大きくなった位で、今の所Read/Write共に問題は出ていません。

ThinkPad R51に元から付いていた光学ドライブを見てみると、"Model No. UJDA750"との表記。
これはPanasonicのモデル番号なのですが、故障したThinkPad R50eの光学ドライブには"H・L Data Storage"のロゴがあり、"MODEL :GCC-4241N-IMJ5"とR51のとは別物のドライブです。
しかし、IBMのFRU P/N(保守部品番号)は両方のドライブ共に"92P6569"となっており、ThinkPadのパーツとしては同じパーツとの認識のようです。
公式には"固定"とされていますが、保守を行った場合には同じFRU P/Nなので、本来は別製品のドライブが取り付けられる可能性も考えられる訳です。

ThinkPad R50eの元ドライブも故障した物から取り出した物を含め2台有りますので、余裕の自己責任で光学ドライブの入れ替えを試してみました。
結果はデバイスドライバの入れ替えに伴う再起動は有りましたが、問題無く動きました。
ThinkPad R50eも制限は有るようですが、光学ドライブはUltrabay Enhanced規格と思って良いみたいです。
(あくまで自己責任ですよ。)

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2009年6月28日 (日)

ThinkPad R51を増強してみる

ThinkPad R50eが復旧したところで、TinkPad R51を増強したくなりました。
今回はハードディスクの換装とMemoryの入れ替えに挑戦。

HDDは無難にHGSTにするつもりだったのですが、HTS541616J9ATはファームのVer.によっては、R52でエラーになるとの情報があったので、SeagateのST9160821Aを選択してみました。
じつは、2.5インチのHDDは今迄すべてHGSTの製品を使っていたので、Seagate初挑戦となりました。

ThinkPadではHDDにDtoD用の不可視エリアが存在するので、HDDのイメージ・コピーソフトでHDDの内容をCopyしてもOSが起動しない事が殆どです。
ですから、無難にHDDの内容をそのまま別のHDDに移行するには、手順が必要になります。
ThinkPadの場合は必要なSoftはインストールされていますので、用意するのはHDDと未使用のCD-Rだけで済ます事が出来ます。

HDD移行手順例として
1."IBM Rapid Restore"で現状のBackUpを取得。
内臓HDD内に取得も可能ですが、USB経由で外部への保存がお勧め。
Office等のアプリケーションがInstallされていないor再セットアップを行うのであればこの手順は不要。
2."リカバリー・ディスクの作成"で出荷状態に戻すCDを作成。
R50eとR51では合計7枚のCD-Rが必要です。
既に作成済みの方であれば、再作成は不要です。
3.内臓HDDの取り出し。
UltraBay隣のHDDカバーのネジを外し、内臓HDDを引き出します。
ディスプレイを開いた状態で無いと引き抜くことが出来ませんので、注意して下さい。
4.HDDフレームの付け替え。
HDD側面の4つのネジを外し、カバーとフレームを換装するHDDに付け替えます。
5.内臓HDDの取り付け。
差し込んでネジを締めるだけ。
6.起動ドライブの指定。
電源投入時に"F12"を押して手順2.で作成したCD"Rapid Restor対応IBM Rescue and Recovery"から起動するように指定。
7."Rescue and Recovery"で出荷状態へ。
指示に従って手順2.で作成した残り6枚のCDを順にセットしていく。
8.BackUpから復元する。
出荷状態に戻ったら、"IBM Rapid Restore"を使って手順1.で作成したBackUpから復元させます。
再起動後にHDDの容量変更のメッセージが出る事があります。
アプリケーションを再セットアップをされる場合は、この手順は不要。
以上になります。

Memoryの換装は背面のアイコンの付いたネジを外し、キーボードを外し、キーボードから繋がっているケーブルのコネクタを外せは、内臓Memoryのスロットにアクセス出来ます。
Memory換装後のコネクタ接続は、また苦労しましたが...。

結果として、現在のところR51は稼動していて、HDDのアクセス音も小さくなりました。

この日の散財
2.5 160G HDD, バルクPC2700 SODIMM 1G×2

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2009年6月24日 (水)

ThinkPad R50eが壊れたよ その2

「その1」だったので、「その2」が有ります、題して「JunkNoteで遊ぶ」。

R50eから一応BackUpは取ったものの、取り忘れのファイルが又セキュリティ設定でCopy出来ないと、R51のHDDの入れ替えとかは厄介。

そこで、JunkのThinkPadを物色しにいったら、有りました1台だけR50eのJunk。
とりあえず電源さえ入れば、ドライブがなくても画面が映らなくてもOKだったのですが、貼られていたテープに「BIOS表示確認バックライト非点灯」と書いてあった。
もちろんJunkですから、店の表記通りの状態で無くてもクレームは厳禁。
Junkにしては多少価格が高価ったので(1万はしていない)、多少は期待していた。

持ち帰り確認してみると、HDDは抜かれていたものの増設Memoryも光学ドライブ無事。
ディスプレイは全く期待出来ないので、確認もせずに取り外して電源の入らない方のR50eのディスプレイと入れ替え。
ThinkPadはメンテナンス・マニュアルがWeb上にPDFで公開されているので、こういう時に便利。
HDDを接続して電源を入れてみると、あっさりOS起動。
デバイスドライバで文句を言われる事も無く、すねたのはNortonだけだったので、Symantec関連は全てUninstallしてやった。

AntiVirusにはAVGを入れてNetに接続、NASのアクセスも問題無く、PC間のCopyも楽になりました。

と言う訳で、また我が家に利用頻度の低いPCが又1台増えました...。
調子に乗って、今度はXシリーズに手を出してみたくなった。
NetVistaとThinkCenter放置しているのに、何を考えているのやら。

この日の散財
JunkのThinkPad R50e。

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2009年6月21日 (日)

ThinkPad R50eが壊れたよ。 その1

久しぶりの更新。

このBlogの更新に使用していたThinkPad R50eが壊れました。
電源が入らない状態になってしまった。

デスクトップは何台か持っていたのですが、設置場所の関係で使い難いので、代替のNotePCを物色。

相場より若干高かったけれど、状態の良さそうなThinkPad R51の中古を購入。
店が貼っていたスペックより増設されているようだったので、購入後確認すると、やはりMemoryもDiskも増設されていました。
気を良くしてRecoveryDiskの作成をしようとしたところ、エラーで作成出来ず...。
ここで諦めずDtoDのRecoveryでHDDを出荷状態に戻してみたところ、無事にRecoveryDiskの作成に成功しました。
まぁ、そう言う事もあって、またThinkPadを選らんだんですけどね。
出荷状態に戻せなかったとしても、R50eで作成してあったRecoveryDiskでどうにかなる事は判っていたので、出荷状態化は心配していなかったのは事実。

手間取ったのは故障したR50eから取り出したHDDからFileをCopyしようとした所で発生。
セキュリティの設定で、欲しかったFileがCopy不可になっていた。
R50eのHDDでOSを起動しない事にはFileがCopy出来ないようだったので、駄目元でR50eのHDDをR51のHDDと入れ替えて電源を入れてみた。
デバイスドライバの関係で何度か文句は表示されたが、意外とあっさりOS起動に成功。
(XPって、3つ以上のデバイスが一気に変更になるのはNGじゃなかったけ?)
必要なFileも無事だったので、USB経由でCopyも成功。

調子に乗ってHDDを戻す序にR50eに増設していたMemoryをR51の内臓Memoryと交換。
256+512から512+512への変更は無事に成功したのだけれども、何故かTrackPadが認識されなくなった。
R50eはTrackPointのみだったので、別にTrackPadが使えなくても不自由は無いのだが、気持ち悪いので調べてみたら、コネクタが外れていました。
しかしと言うか、何というか、他のユニットは取り付けが結構簡単に出来るのに、TrackPadのコネクタは何でこんなに狭いのかと。
指ではとても入らない隙間にピンセットでは力が入らない重さ。
本来はキーボード側に張り付いていて固定されている物なのかと...。
どうにかピンセットで位置を決め、ドライバーで押し付けてコネクタの接続に成功しました。

と言う訳で、今回の更新は無事復旧なったThinkPad R51(中古)から行ってみました。

今回の散財
ThinkPad R51(中古) PentiumM 1.6GHz, Memory256MB+512MB, HDD60GB

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2006年5月17日 (水)

犯人はお前か...

いつも使っているノートPCが2~3日で急激に不安定になって、新たなアプリを起動していなくても突然ブルースクリーンになったりするようになってしまった。
ページファイル・フォルトとか表示され、再起動後にLoginすると又ブルースクリーンで、今度はハードエラーだと...。
何時間か電源を切った後復活していたが、だんだんブルースクリーンになるまでの時間が短くなって、ついにはLogin不能になってしまった。
ページファイルの問題ならディスクかと思って、BIOSユーティリティでチェックしてもエラー無し。
Safe modeでは立ち上がったので、ページファイル無しに設定してみたが無駄だった。
ブルースクリーンのメッセージに従って、最近InstallしたアプリをUninstallしてみたが、無駄。
もう一つのメッセージに従って増設した無線LANカードとメモリーを外して再起動すると、今度は無事に再起動して、Loginも普通に出来た。
無線LANカードを再接続してハングった事の有るソフトを一通り試してみたが、動作が遅いだけで正常に稼動した。
再び増設メモリーを組み込んで再起動すると、再びブルースクリーンに戻ってしまったよ...。

増設メモリーが故障したと判断して、今日新たに同じ容量のメモリーを購入して組み込んでみると、今度は無事に起動した。
元の増設メモリーに戻すと再びブルースクリーン、もう確定です、買ってから一年経ってないのに...。
BUFFALOのメモリー保障期間は6年、十分余裕が有りますが、修理(恐らく交換)から返ってきても、もう増設ソケット無いので組み込めない...。

この日の散財
ノートPC用増設メモリー512MB

増設メモリーをヨドバシで購入した帰り、電気街口サトームセン前で有希さんご一行を見ました、既にLiveは終了した後のようでしたね。

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